狙い目は再開発エリアや穴場エリア!?
マンション購入や不動産投資として人気が高い東京・山手線圏内ですが、近年発生した新型コロナウイルスの感染拡大によってその相場や価格はどう変わったのでしょうか。
そこで今回は、かしこく中古マンションの売却ができるアプリ「カウル」を運営する株式会社Housmart(以下、ハウスマート)が調査した、JR山手線全駅の徒歩10分圏内にあるマンションの平米単価の値上がり率ランキングを紹介します!
一般的に人気が高い駅が上位を占めるかと思いきや、意外な再開発エリアや穴場の駅が上位にランクインしました。
山手線マンション値上がり率ランキング
▼ 対象駅
JR山手線24駅(全30駅から東京、有楽町、新橋、品川、新宿、原宿を除外(※1))
▼ 対象マンション
各駅から徒歩10分圏内、広さを40㎡〜80㎡、築年数2002年以降
今回の調査で最も値上がり率が高かったのは、田町駅と品川駅の間に2020年3月14日に開業した「高輪ゲートウェイ駅」で、2019年12月対比で約145%に値上がりしていることがわかりました。
また24駅のうち高田馬場駅を除いた23駅が値上がりしており、平米単価の平均値上がり率は119.6%、上位10駅においては129.6%と、18ヶ月連続で上昇している首都圏平均値上がり率116.7%(※2)に対して、約13ポイント高い水準でした。
※1. 調査対象の30駅のうち、東京、有楽町、新橋、品川、新宿、原宿の6駅に関しては2021年12月1日時点の売り出されている対象マンションの数が1件以下のため調査対象からは除外しています。
※2. 出典:公益財団法人 東日本不動産流通機構 MarketWatchサマリーレポート2021年10月度(2021年12月7日時点、最新データ)
新駅開業後は周辺マンション価格が上昇
テレワークの影響で駅の利用者が想定を下回っている新駅「高輪ゲートウェイ」ですが、周辺の再開発の影響もあり駅徒歩10分圏内のマンションは2019年対比で平米単価が約145%と上昇しています。
なお、高輪ゲートウェイ駅は、JR東日本が進める品川駅北側エリアの都市開発計画「グローバルゲートウェイ品川」の一部であり、現在も一帯の再開発が進められています。国際交流拠点となるような街づくりを目指し、2027年にはリニア中央新幹線の開業も控えています。
高輪ゲートウェイ駅のみならず、品川駅など周辺のマンション価格変動に引き続き注目です。
再開発の人気を反映する高輪ゲートウェイ・渋谷・池袋・大崎
今回の調査で、山手線沿線における中古マンション人気が明確になりました。その中でも注目なのが高輪ゲートウェイ駅、渋谷駅、池袋駅などの再開発エリアです。
2020年3月14日に開業した高輪ゲートウェイ駅、東急による再開発が現在進行形で続く渋谷駅、数多くのタワーマンションと商業ビル開発がこれからも予定されている池袋駅と大崎駅の4駅は、既に東京都内トップクラスの価格帯にも関わらず、価格を伸ばしました。
再開発エリアは注目度が高いだけでなく、商業施設や公園が新しくでき歩道などの導線も整備されることから生活利便性が高まるため、結果として資産価値が上がる傾向にあります。
手の出しやすい穴場エリアに人気が集まる
今回の調査で再開発エリア人気とともに明らかになったのは、「穴場エリア」とも言える利便性が高いにも関わらず中古マンション価格が手ごろな地域の価格上昇です。
たとえば今回の調査で4位に入った山手線「御徒町駅」は、これまでは「上野駅と秋葉原駅に挟まれたマイナーな駅」というイメージが強かった駅です。しかし、実はメガターミナル駅「上野駅」に徒歩でアクセス可能なうえ、京浜東北線「御徒町駅」や日比谷線「仲御徒町」、銀座線「上野広小路駅」、大江戸線「上野御徒町駅」、つくばエクスプレス「新御徒町」と、山手線「御徒町駅」と加えて6線6駅利用可能な便利な駅。かつ価格帯もファミリータイプのマンションが7,000万円前後で購入可能と、山手線沿線の中では穴場エリアと言える駅だったのです。
今回の調査で、御徒町駅、日暮里駅、西日暮里駅、大塚駅、田端駅、巣鴨駅といった城北、城西エリアの穴場駅が人気ということが分かりました。
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今回の調査で分かった通り、山手線の駅周辺のマンション価格上昇は再開発が進んでいるか、実は穴場かどうかがポイントになるようです。
これから購入を検討している方も、不動産投資先を探している方も上記のポイントを念頭に物件探しをしてみてください!
中古マンション売却アプリ「カウル」とは
「カウル (https://kawlu.com/market/seller)」は、かしこく中古マンションの売却や購入ができるアプリです。
カウルで中古マンション売却
データと知見を元に適正価格が算出され、スムーズに成約まで導いてくれます。アプリに自宅を登録すると推定金額を自動査定してくれるだけでなく、アプリ内で同じマンション内の過去の売買事例、周辺のライバル物件をチェックすることができます。
またプロのカメラマンによる物件撮影、不動産ポータルサイトへの掲載に加えて、約10万人のカウル会員に登録した部屋を紹介することで効果的な売却活動を実施可能です。
カウルで中古マンション購入
物件探しはもちろん、希望条件の設定や予算組み、個別相談、見学申し込みなどがアプリ内で完結できます。収入などの諸条件を入力するだけで、わかりづらいローンシミュレーションや月次払いの費用も簡単に算出してもらえます。
AIが売買事例や築年数、最寄り駅などのビッグデータからマンションの市場価値を分析し、今まで不透明だった中古マンションの適正価格や35年後までの推定価格を算出するので、一目で中古マンションの資産価値がわかります。
カウルの仲介手数料半額プラン
カウルで中古マンションの購入・売却をした場合、仲介手数料が半額の「物件価格の1.5%+3万円(税別)」になる「手数料半額プラン」があります。
プランの適用条件は以下の通り。該当する条件での購入や売却を検討中の方はぜひ利用してみてください。
▼ 基本条件
・対象物件:居住用中古マンション(※3)
・手数料の最低金額は60万円(税別)になります(※4)
※3. オーナーチェンジ物件除く
※4. 宅地建物取引業法による上限額を超えない範囲
▼ 売却の場合
・専任媒介契約をすること
▼ 購入の場合
・下記①と②に該当すること
①見学(内覧)6部屋以内に購入申込および契約する
②2回目のご見学までに無料ヒアリングサービス「Journey(ジャーニー)」を受ける
▼ 対象エリア(※一部エリアを除く)
東京都 | 23区・三鷹市・武蔵野市・西東京市・小金井市・調布市 |
神奈川県 | 横浜市・川崎市 |
千葉県 | 市川市、浦安市、船橋市、習志野市、千葉市 美浜区・花見川区・稲毛区 |
埼玉県 | さいたま市浦和区・桜区・南区・緑区・戸田市・蕨市・川口市 |
運営会社概要
会社名 | 株式会社Housmart (http://housmart.co.jp/) |
代表者 | 代表取締役 針山昌幸 |
所在地 | 東京都中央区日本橋3-6-2 日本橋フロント1F |
設立 | 2014年10月 |