何に、いくらぐらい必要?
「結婚や転勤をしたから」「前の家が手狭になったから」「更新時期がきたから」など理由は人それぞれですが、どんな場合でも引越しには色々と費用がかかります。
引越し費用というとどうしても引越し業者に支払うお金や、新居の管理会社に支払う敷金・礼金に目が行きがちですが、実は大きな出費となるのが新居で必要な家具や家電の購入費です。
予め家具・家電の購入にかかる費用の相場を知っておくことで引越しに必要な総額を把握できるため、引越し後に家計が苦しくなるようなことを避けられます。
そこで今回は引越しの見積もり比較サイト『引越し侍』の利用者に聞いた “引越しの時の購入品で最も高かった家具・家電” と、“平均購入額が高かった家具・家電ランキング” を紹介します。
引越しの購入品で最も高価な家具・家電は?
引越しの購入品で最も高価だった品に関するアンケートでは、「エアコン」という回答が最も多い結果となりました。
一人暮らし用の賃貸物件の場合はエアコンがついていることが多いですが、2LDK以上の物件になると寝室や洋室にはついていなかったり、中古マンションだと元の居住者が外して持って行ったことでエアコンがない物件に当たることも少なくありません。
いざエアコンを買うとなると取り付け・取り外し等の工事費用も必要になり、他の家具に比べて高額になりやすいため要注意です。
物件探しの際にはエアコンが必要数ついているのかどうかを必ず事前にチェックしましょう!
平均購入額が高かった家具・家電ランキング
家具・家電ごとの “平均購入金額” を比べたところ、最高額の調査結果とは異なる順位となりました。「テレビ」や「ダイニングセット」の平均購入金額が高いのは、コロナ禍の自粛生活により家の中を充実させたいと考える傾向なのかもしれません。
洗濯機や冷蔵庫は居住人数によっておよそ必要なスペックが決まるため、同じサイズでもメーカーや品質によって大幅に金額変わるテレビなどに比べて平均額は高騰しないようです。
今回の結果を見るとTOP5入りした家具・家電のうち一つでも購入する必要があると、引越し費用に13~20万円近く追加となるため大きな痛手です。もちろん2つ以上購入した場合は40万弱必要なので手元の資金に余裕がなくてはいけません。
年代によっても購入額は異なる
年代が上がるにつれて平均購入金額が上昇する傾向にあり、50代以上が最高額となりました。もちろんこれは高い年代には高い家具や家電が必要というわけではなく、年代が上がるほど年収や貯蓄額も増加する傾向にあるため、引越しの時に購入できる家具・家電のグレードが高くなることに起因しているのだと思われます。
また年代が高い人ほど家族の人数が多く、サイズやグレードの高い家具や家電が必要なケースが多いことも原因なようです。
あくまでも平均額なのでケースバイケースではありますが、自身の年代と比較して必要な額の目安にしてください。
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上記のアンケート結果から、引越し時には引越し業者への支払いや敷金・礼金とは別に13~20万円ほどかかる可能性があることが分かります。
また今回のアンケートでは1位から4位までが家電となりました。普段買い替える機会が少ない分引越し時にまとまって買うことになり予想外の出費を生むこともあるので、購入する量販店をまとめてポイントを活用したり、比較サイトで最安値を調べて最大限安く購入するなど費用を抑えることが大切です!
引越しの見積もり比較サイト『引越し侍』とは
『引越し侍』は必要な情報を入力するだけで、全国320社以上(※2021年8月時点)の引越し会社の中から、希望の条件にあわせて料金やサービス、クチコミを簡単に比較し、引越し会社を予約したり一括で最大10社に見積もりの依頼ができるサービスです。
引越し会社に予約・見積もり依頼ができるのはもちろん、海外への引越しやオフィスの引越し、ピアノの引越し、ピアノの売却などをサポートするサービスもあるので家族での引越しや急な転勤による引越しでも安心です。
調査概要
調査エリア | 全国 |
調査方法 | 当サイトを利用して引越しをした方を対象に、インターネットアンケートを実施 |
調査期間 | 2021年6月17日~7月15日 |
サンプル数 | 1,692件 |
※本記事に掲載しているアンケート、およびその回答に関する内容はすべて「株式会社エイチーム引越し侍(https://hikkoshi.a-tm.co.jp/)」によるものです。
会社概要
会社名 | 株式会社エイチーム引越し侍 |
代表 | 代表取締役社長 渡邊 竜一 |
所在地 | 名古屋市中村区名駅三丁目28番12号大名古屋ビルヂング32F |
設立 | 2013年8月22日 |